町蕎麦とは?

あらためて、

町蕎麦とは一体いかなるものでしょうか?


それは、

蕎麦専門店とも、立ち食い蕎麦店とも異なる、

町に根ざしたワンダーランド。


品書きには”かけ”や”もり”をはじめとした蕎麦メニューが並びますが、

うどんに冷麦、きしめんのみならず

ちゃんぽんから中華そばまでを取り揃える店も少なくありません。


ひいては、蕎麦に使う出汁を活かしたカツ丼や開花丼、

さらにカレー丼など、裾野の広い品書きに驚かされること多々。


また、

”蕎麦前”という言葉がある通り、

酒と、その酒に合わせるアテを用意している店がほとんどです。


町蕎麦では、

地域の方が”いつもの”を楽しんだり、

今日は蕎麦って気分じゃないな、となれば中華を楽しむことができ、

ランチ時には満足できるセットの注文が殺到し、

左党が軽く酒を楽しんだりと、様々な利用がなされているのです。


長い年月にわたり利用客のニーズに順応してきた町蕎麦を定義することは

いささか烏滸がましいことではありますが、

強いて、

町に根ざす「町蕎麦」の共通点を見出すならば、

1)家族経営(ないし、その延長線)

2)出前をしている(ないし、していた)

3)品書きに「カレー南蛮」がある

ではないかと思うのです。


この3要素を備えた店は、

例外なく「町蕎麦」として私たちを楽しませてくれるのです。

町蕎麦を尊ぶ会

街場の蕎麦屋さん「町蕎麦」を訪ね、尊ぶ会のオフィシャルサイト。 町蕎麦を訪ね歩き、食したもの、雰囲気をお届けします。 町蕎麦の定義(2019.5時点) ▼#家族経営 ▼#出前 をしている/もしくはしていた ▼#カレー南蛮 がある

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